こんにちは!
KANです。
今回は仕入れの仕方についてご説明します。
カメラ転売の中で一番重要なタスクです。
一番時間をかけてほしい仕事です。
難しいと思われていると思いますが、しっかりポイントを押さえれば誰でもできます。
しっかり最後まで読んでマスターしてください。
僕の仕入れ先は90%以上ヤフオクで行っています。
いい仕入れができるには、EBAYで売れる商品を安い時に安く買うといったところが本質になります。
ですので限られた時間の中で、多くの入札をしていく形となります。
初心者の方は落札率、10%を目指しましょう。
10件に1落札ぐらいの率ですのでいかに正確で早く入札できるかがポイントとなっていきます。
ヤフオクとは?
ヤフオクとは、Yahoo! JAPANが提供する20年以上の歴史のあるオークションサイトです。
他のフリマサイトと違うのは、オークション形式(競り)での入札ができる点です。
また、常時7630万点という豊富な商品があります。
仕入れ先をヤフオクにする理由
ヤフオクにする理由は2点あります。
①カメラ商材が多いから
画像を見たらわかるようにヤフオクには常時33万点以上の商品が出品されています。
他のプラットフォームと比べても圧倒的に点数が多いです。
点数が多いので、入札数もたくさんでき落札もしやすくなります。
②オークション形式なので安く仕入れでできる可能性があるから。
下記の画像を見ると同じ製品ですが1万円以上も値段の差がついています。
仕入れはオークション形式を狙え
ヤフオクでは、即決とオークション形式と2つ入札すことができます。
結論、オークション形式を狙う方が安く仕入れできる可能性が高まります。
それぞれ詳しく説明していきます。
即決入札
即決入札とは下記の画像のように、競りではなく定額で落札できる形式を言います。
見分け方としては、表示が今すぐ落札という表示になっています。
メリットとしては欲しい製品をすぐに仕入れることができる点です。
ですが、相場としては高いことが多いです。
オークション入札
オークション集札とはいわゆる競りでの入札となります。
競りとはオークションの出店終了時に一番高く入札している人が落札できるシステムをいいます。
画像の🔨金槌マークは現在の入札数を現し、2日というのはオークション終了までの日数を現しています。
オークション形式を狙う理由
絶対ではないのですが、即決入札は一般的にその商品を実際に使用する人向けに出品されているケースが多いです。
カメラで言うとカメラを趣味にしている人などが対象になります。
ですので、少し相場は高くてもしっかりとした物が欲しい人が対象になるケースが多いです。
私たちのヤフオク販売もこういった人たちを対象としていきます。
ですので、しっかりと検品し掃除をしてできるだけ綺麗な写真を撮って出品します。
逆にオークション形式は、少々安くなったとしても早く現金化したい出品者が多いのが特徴です。
具体的には、買取業者や、一般の不用品などを処分したい方があげられます。
ですので、しっかりとし検品をしていない出品者も多いです。ジャンク品を引いてしまう事も当然出てきまのでどのショップから買うかが非常に重要となってきます。
ヤフオクで商品を探そう
では次に実際にヤフオクから商品を探していきます。
1.入札のある商品を探す
2.価格帯は1-10000円まで
3.マニュアルレンズから探す
順に理由を説明します。
1.入札のある商品を探す
下記の画像を見ると入札が入っている商品とそうでない商品があります。
結論言うと、入札のある商品の方が失敗する可能性が低くなります
もう少し具体的に言うと入札があるということは、他の人も入札していると言うことになります。
あなたは初心者です。後からどのショップで入札すればいいか説明しますがそれがわかったとしても全てを網羅して入札するのは難しいと思います。
ですので、他の先輩が入札している商品は良い商品である確率が高くなります。
最初は先輩の真似をするためにも入札のある商品にしましょう。
2.価格帯は1-10000円まで
こちらは理由は2つあります。
1.失敗のリスクを避けるため
2.低価格帯の方が利益率が高い可能性がある
この二つが理由です。
最初は入札のある商品でも失敗するかと思います。
ですのでいきなり高価格帯から取り組んで失敗するとメンタル的にもやられてします。
次回から入札するのが怖くなってしまいます。
最初は数千円のものからスタートしていってください。
また、低価格帯のものは利益率が高い傾向にあり、利益額自体は高価格帯よりも下がる可能性はありますが利益率50%の商品なども結構あります。
3.マニュアルレンズから探す
こちらも失敗のリスクを下げるために行います。
レンズにはマニュアルレンズ(MF)とオートフォーカスレンズ(AF)があります。
AFレンズは撮影する時に自動的にピントを合わしてくれるレンズですので構造は精密になっています。ですので故障している商品を引いてしまうと修理に出さないといけません。
多くの場合、メーカーに修理を依頼しないといけないため修理費用が割高になります。
一方でマニュアルレンズは手動でピントを合わせるので構造的にも電子機器を使用していないので、不具合があったとしても街の修理屋さんで直してもらえる事が多く比較的安価にやってもらえます。
またレンズ以外の本体などを比較しても致命的な故障が少ないのも特徴です。
以上から初心者はマニュアルレンズをお薦めします。
商品の選定ができたら次はショップの見分け方について詳しく説明していきます。
優良ショップの見分け方
上記の3つの条件に当てはまったとしてもまだ入札してはいけません。
次はその商品のショップで入札してもいいか確認する必要があります。
ショップの見分け方のポイントは3つあります。
1.転売屋は避ける
2.評価が99%以下は基本入札しない
3.商品の説明から読み解く
順に説明致します。
転売屋は避ける
転売屋を避ける理由は2つあります。
1.利益が出ない可能性が高い
2.オークション終了前に途中終了される可能性がある。
1.利益が出ない可能性が高い
結論言うと、時間がもったいないからです。
上記で説明した通り、ヤフオクには常時30万件以上の出品があります。
当たり前ですが全て見るのは物理的に不可能なので見る商品を取捨選択する必要があります。
ですのでリサーチの時にはまず見ない商品を決めるところから始めます。
転売屋は私たちと同様の手法で商売している人がいます。
よく考えたら当たり前の話なんですが見たところでEBAYで利益が取れない確率が高いです。探せば出てくるかもしれませんが、可能性は低いです。
2.オークション終了前に途中終了される可能性がある。
ヤフオクにはオークション出品をしても途中で終了できることができます。
転売屋は途中で終了されてしまうことがよくあります。
終了されると折角リサーチして時間をかけて入札しても落札できないので時間の無駄になってしまいます。
なぜ途中で終了するかと言うと、色んな事情があると思いますが多くの場合、思ったより値段が釣り上がらず赤字が出てしまうからだと思われます。
出品者は手数料を支払わないといけませんが、手数料払ってでもそちらの方が損失は少ないからだと思われます。
以上を理由に転売屋は避けてリサーチしましょう。
転売屋を見分ける方法
1.写真が綺麗である
下記のように写真が綺麗な出品は転売屋の可能性が高いです。
最初は見分けがつかいな事が多いかもしれませんが数を見ていくとわかってきます。
2.カメラのみの出品である
画像のように転売屋はカメラのみの出品が多いです。
この二つで判断してください。
どちらか該当していれば転売屋の可能性が高いです。
最初は時間がかかっても丁寧に見ていきましょう。
評価が99%以下は基本入札しない
評価とは購入者が出品者と実際に取引をした満足度を表す指標です。
購入者が任意で買った後、評価することができます。
確認場所は出品画面の右側にある表示で確認することができます。
右側の総合評価の数字の所をクリックすると見ることができます。
評価には画像のように
・良い評価
・どちらでもない
・悪い評価
の3つあり計算は良い評価と悪い評価の割合で決められます。
これが99%以下は入札しない方がいいです。
評価が低いということは悪い評価をつけた人の割合が高いということになります。
すなわち割合が高いという事は買い手が満足しなかったことが多かったと捉えましょう。
満足できなかった理由としては
商品が思ったものと異なった
もしくは取引中の対応が悪かったなどの可能性が高いです。
よってあなたが落札しても満足できない可能性が高い。
といった考えになります。
一概に99%以下の人が絶対ダメというわけではないですが、30万点以上ある商品の中から探さないといけないのでこの基準から外れていたら入札は避けたほうがいいかと思います。
また補足として、評価のページには実際の購入者と出品者のコメントを確認することができます。
こちらの悪い評価をつけた購入者とのやりとりを確認して優良バイヤーか判断するのも一つの手です。
画像を見ると購入者からの連絡があり商品に不具合があったようなコメントですが返信をぜずに、悪い評価をつけられています。
ここであなたにイメージしてもらいたいのが、もしこの出品者から購入して不具合があったとしてもしっかりと対応してもらえない可能性が高いという事が容易に想像できますね。
このようにコメントを見ると購入後の様子がイメージしやすくなります。
また、逆で誠実に出品者は対応しているのにも関わらず買い手が一方的に文句のコメントをしている場合もあります。
そのような場合は出品者が悪くないケースもあります。
リサーチをするときはコメントを見てイメージしてください。
3.商品の説明から読み解く
商品ページの下にスクロールすると出品者の商品説明を見る事ができます。
そこで商品の状態をチェックします。
こちらの出品者の方は比較的親切に商品の状態を記載してくれています。
中には動作未確認ですといった記載をしている出品者もいます。
慣れてくると本当に動作未確認なのかどうか、それともジャンク品を未確認と記載しているのかなんとなく直感でわかってきますが最初の内は商品説明がある商品を選んでいきましょう。
ヤフオクの相場を確認しよう
次に入札できる商品を見つけたら、ヤフオクの過去の相場を見ていきます。
ヤフオクの検索窓で選定した商品の型番を検索すると右の真ん中あたりに「落札相場を調べる」という文字があるのでそちらをクリックしてください。
そうすると下記のような画面になり過去の落札相場を確認する事ができます。
見ると17000-20000円が相場だという事がわかります。
ですが中には高額で落札されている商品もあります。
なぜなのか?
それはカメラは商品の状態によってかなり相場が変わってくるからです。
下記の状態別の一覧を見てください。
A.新品同様品
B.綺麗で不具合のない商品
C.綺麗ではなが不具合のない商品
D.不具合のある商品(一部不具合も含む)
抽象的な表現ですが、あなたの入札したい商品がA-Dに該当するかまず選択し、過去の落札相場から同じ様な状態の商品の相場をいくつか見てください。
そうすれば大体これぐらいで落札できそうだなといったことが見えてきます。
EBAYで相場を確認しよう
ヤフオクでの落札相場がわかったら次にEBAYでも同様の作業を行います。
EBAYの検索窓で型番を入れsearchをクリック。
下へスクロールするとsold items をクリックすると過去の販売された商品の履歴が確認できます。
相場を確認するには販売代金と海外送料合計してください。
また、付属品があると相場が変わりますのであなたの入札したい商品の付属品も一緒に確認してください。
次に商品の状態を確認します。
クリックすると商品ページに入れますので下にスクロールしてください。
そうすると下記の様な商品の状態が英語で書かれています。
下記の表示の意味
Optics→レンズの状態
fog→霧、くもり
fungus→カビ
balsam separation→バルサム切れ
scrach→傷
dust→ゴミ、埃
Functional→動作、機能
です。英語表記なのでdeeplを使い日本語に翻訳しましょう。
こちらの商品はレンズに問題なく全ての動作に問題がないので
上記のBランクとなります。
以上がEBAYの相場の見方となります。
1個だけでは判断しづらいので2.3個同じぐらいの状態の相場を見ていってください。
ヤフオクとEBAYの差額をみて利益がでそうな額で入札していきます。
利益がでなさそうなら他のヤフオクの商品を探しましょう。
入札しよう(自動入札ツール)
次は商品の入札を行います。
ヤフオクから入札してもいいですし、僕は自動入札ツールを使っています。
自動入札のいいところは終了直前に入札できるところです。
使い所は入札のない商品に有効で終了直前に入札できるので、ライバルに気づかれず安くで落札できる可能性が上がります。
ただお金がかかるのと、そもそも最初は入札の入っている商品しか入札しないと思いますのでそこまでメリットはないかと思います。
2つのツールのメリット・デメリットを紹介しておきます。
オークファン
クラウドなのでどこでも入札する事ができる
シンプルで使いやすい
過去10年分の落札相場が見れる
月額費用が高い(998円)
ビットマシン
多彩な機能がある(アラート機能、自動入札の時間の細かな設定など)
月額費用が安い(650円)
ソフトをダウンロードするので複数のパソコンで利用ができない
パソコンの電源を入れておかないと入札してくれない
以上となります。
個人的にはノートパソコンを利用して色んな場所で利用する方はオークファン
デスクトップで自宅など限られた場所で利用する方はビットマシン
をお薦めします。
落札できなかった商品のフィードバックしよう
ここでのフィードバックとは落札できなかった商品が実際にいくらで落札されていたか確認する作業となります。
結果を見るとあなたの入札金額と落札金額にかなり差がある場合は相場の見方が間違っている可能性があります。
そこを確かめておくと次回からの入札額の精度が上がります。
時間はかかってしますが、長期的には仕入れ作業の短縮になりますので余裕のある方は実践してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ボリューム満点の記事になりましたが始めての方はできるだけリスクなく、少額からスタートする事が成功への近道です。
また極端に言うと最初は赤字になってもいいかと思います。
まずは利益を取ることよりも仕入れをして販売して発送するこの体験を出来るだけ早くしてください。
何度も繰り返し行うとコツを掴んでいきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。