こんにちは!!
KANです。
今回はEBAY 有在庫のキャッシュフローについて解説致します。
「キャッシュフローって何?」
「在庫をもって販売するのが怖い」
など思われている方の疑問や悩みを解決いたします。
この記事を読むと
有在庫のキャッシュフローについて理解できる
有在庫のキャッシュフローを考えながら実践できる
EBAYカメラ輸出で成功するためには必ず理解して実行しないといけません。
ですので何度も読んで理解してください。
キャッシュフローとは?
キャッシュフローとは文字通りお金の流れのことを言います。
この流れを把握していないと場合によっては利益は出ているのに資金が枯渇し黒字倒産することが有在庫では発生しやすくなります。
キャッシュフローとはもっとわかりやすく言うと銀行残高の資金の出入りを把握する。といった方がわかりやすいです。
EBAYで取引していると、売上(入金)、仕入れや経費(出金)など日々複雑に入金と出金を繰り返します。
その取引の中で一番注目しがちなのが
販売することで利益がいくら出たのか
利益率はいくらなのか
こちらを把握することはもちろん大事ですが利益の把握だけでは有在庫の運営は上手くいきません。
今から理由を説明致します。
利益とキャッシュフローはイコールではない
利益というのは仕入れた商品と売った商品の差額を指します。
キャッシュフローとはここでは分かり易く銀行口座の残高とします。
例を出した方がわかりやすので下記をご覧ください。
例
当初銀行残高 10万円
当月仕入 5万円(5千円のものを10個)
当月売上 3.5万円(5個売れる)
利益 1万円
軍資金10万円で1万円のものを5個仕入、そのうち5個が売れて売上3.5万円、利益が1万円という設定にするとします。
利益
1万円
銀行残高
8.5万円
→10万円ー5万円(仕入)+売上3.5万円
なぜ利益が出たのに銀行残高が減ったの?
と思った方はキャッシュフローを理解していない証拠です。
図でわかりやすく解説していきます。
キャッシュフローを図で理解する
こちらの図を確認ください。
なぜ銀行残高が減ったのかと言うと、結論売れ残った仕入分があるからです。
お金の流れは10万→5万→8.5万と変化しています。
当たり前じゃん。と思った方もいるかもしれませんが実際にカメラ販売を実践すると意外と気づかないものです。
実践した方のよくある声が
・利益は出ているのに支払いがきつい。
・全く無計画で仕入していた。
・利益しか把握していなかった。
などがあげられます。
そうならないためにもしっかりと理解してください。
カメラは在庫ではなく資産として考える
カメラは大きな価格の減少が考えにくい商材です。
逆にEBAYで人気のあるオールドカメラは相場が年々上がっていっています。
ですので在庫と言う考え方ではなく資産として考えてください。
下記の図を確認すると、上記の取引で総資産が増えているのがわかります。
ですのでお金が足らないのはカメラ資産が増えたからです。
とはいえ、黄色(残高)がなくなると支払いができなくなりますので、焦らずに緑色(カメラ資産)と黄色(残高)の額をバランス良く増やしていく必要があります。
また、カメラの仕入はクレジットカードで支払います。
クレカについて知識がない方はこちらを確認ください。
https://ippomae.com/ebay-export-camera-recommendation-clerks-with-non-credit-card-points-introduction/
実際には仕入れてから1-2ヶ月弱ぐらいでの支払いとなります。
ですのでその期間に売ってしまうと黄色(残高)が減ることがなくなります。
できれば残高を減らさずにカメラ資産を増やしていきたいですよね。
今から黄色(残高)が減りにくいコツをお伝えいたします。
残高を減らさずにカメラ資産を増やす方法
経営をしていく基本的な考えは、入金は早く、出金は遅くと言う考え方が基本となります。カメラ販売においては早く売って現金化し、クレカで遅く支払いをするという考え方になります。
ポイントは4つあります。
1.回転を意識する
2.クレカを使い分けて出金を遅くする
3.低単価の利益率の高い商品から仕入る
4.ジャンク品、返品商品は意識的に早く売る
順番に解説致します。
1.回転を意識する
回転を意識するとは、仕入たら早く売ってしまうということです。
販売までの具体的なフローとしては
仕入→検品、掃除→出品→売却→入金
どれも大事なフローですがボトルネックとなるフローは
出品→売却の期間が長くなりやすいです。
利益率が下がったとしても価格調整をして早く売ることを心がけてください。
長くても3ヶ月以内には仕入れた商品は売ってしまいましょう。
具体例を交えて解説致します。
具体例
例えば5000円で仕入れた商品を10000円で販売したとします。
例1
販売価格
10000円
3ヶ月後に売却
利益5000円
例2
10000円で販売
8000円に値下げ
1.5ヶ月後に売却
利益3000円
8000円で新たに仕入れ
13000円で販売
1.5ヶ月後に売却
利益5000円
こちらを比較すると、期間は同じですが
例1は1回転で利益5000円
例2は2回転で利益合計8000円
となります。
同じ期間で3000円もの利益の差がついています。
このように利益率は低くなってもいかに早く売ることが重要で、その方が結果的に利益額は多くなります。
2.クレカを使い分けて出金を遅くする
こちらはクレカの使いわけて出金を遅くするテクニックです。
クレカはカード会社によって締日と支払日が異なります。
ですので、仕入れする日によってカードを使い分け支払日を遅くする方法となります。
詳しくは下記の記事を読んでください。
3.低単価の利益率の高い商品から仕入る
単価別の商材の傾向で言うと
①低単価→高利益率、低利益額
②高単価→低利益率、高利益額
となる傾向があります。
最初は①から取り組んでください。
なぜか下記の例で解説致します。
例1
5000円のカメラを2個仕入
販売額20000円
見込利益10000円
利益率50%
例2
30000円のカメラを1個仕入
販売額45000円
見込利益15000円
利益率33%
となります。
一見、例2の方が利益額が大きいので良さそうに見えますが
例1の方がキャッシュフローの観点からいくと良いです。
理由は一個売れれば仕入代金を回収できるからです。
例1は一個売れれば10000円入金され、仕入の10000円を支払うことができます。
ですが例2は売却されればいいでのですが支払いまでに売れなければ30000円の代金を支払えなくなってしましまいます。
また、低単価の商品の方が売れるまでが早い傾向にありますので、最初は低単価の商品から仕入れていきましょう。
有在庫のカメラは
4.ジャンク品、返品商品は意識的に早く売る
これは実際に実践してからでないとイメージはつきにくいですが、
・失敗してジャンク品を仕入れてしまった
・販売できたが、後に返品を要求され返却された
このような場合、どちらも出品して販売してく形になるのですが心理的に後回しになりがちです。
理由は
販売してまた返品されたらどうしよう?
壊れているものなんて売れるのかな?
などが多いです。
気がついたら返品商品やジャンク商品が部屋の中で山積みになっている。
意外かもしれませんがよく起こります。
これではどれだけ頑張っても資金繰りは良くなりません。
商品は出品しないと現金化できません。
ですのでルールを決めてすぐに売り現金化してください。
物にもよりますがカメラは不具合があっても安く出品すれば売れます。
バイヤーの中には壊れているものを安く仕入れて、ご自身で修理したり、部品取りに使ったりする人がいます。
おすすめはジャンク品として、ヤフオクの1円スタートのオークション形式で出すことです。2週間もあれば現金化することができます
是非、最初から習慣にしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
有在庫でEBAYを行う場合はキャッシュフローの理解が必要になります。是非、何度も読み返しマスターしてください。
利益20万円までのステップに関しては下記の記事を参考にしてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
https://ippomae.com/lets-aim-for-50000-yen-profit/https://ippomae.com/aim-for-a-profit-of-100000-yen/https://ippomae.com/aim-for-a-profit-of-150000-yen/https://ippomae.com/aim-for-a-profit-of-200000-yen/